刊行物
全国大学演習林協議会の刊行物をご紹介します。
日本列島 大学の森めぐり -未来への軌跡-
1894年に千葉県鴨川市に大学演習林(現東京大学千葉演習林)が日本で初めて発祥してから120年になります。全国大学演習林協議会では、これを記念して、「日本列島 大学の森めぐり -未来への軌跡-」を発刊しました。本記念誌には、各大学に所蔵されていた貴重な歴史写真、27の大学演習林の概要や特徴、他大学の演習林で実習ができる公開森林実習、演習林の歴史年表などが多くの写真や図とともに掲載されています。演習林になじみがない方、特に高校生、大学生(大学院生)の皆さんに、日本列島のどこに大学の森があり、どんな活動をしているのかを知っていただきたいと願って本誌を作成しました。右の画像をクリックすると記念誌のPDF版がダウンロードできますので、ぜひご覧になってください。
森林フィールドサイエンス
大学演習林で行われるフィールドサイエンスの実習、演習のための体系的な教科書。
〔内容〕フィールド調査を始める前の情報収集/フィールド調査における調査方法の選択/フィールドサイエンスのためのデータ解析/森林生態圏管理/他
編者:全国大学演習林協議会
平成16年4月25日発行
朝倉書店
定価3,990円(本体3,800円+税)
B5版 176ページ
ISBN4-254-47041-X C3061
森へゆこう
知る人ぞ知る演習林が今、社会に開かれた森として変身を遂げつつある。森林の科学のための学究の森、学生実習の森として全国に散在する演習林は、総面積13万へクタール。それを実際に運営し、研究や学生指導にあたっている森のプロ達が、ここに森や木の生きざまを明らかにする。森のしくみや恵みについてのやさしい解説は、人と森とのつながりの大切さを教え、代表的演習林の紹介は、われわれを森へといざなうだろう。本書は演習林からの招待状である。
編者:全国大学演習林協議会
平成8年1月30日発行
丸善ブックス 039
定価1,700円(本体1,650円+税)
四六判 184ページ
ISBN 4-621-06039-2 C 0361