宇都宮大学農学部附属演習林

概要

宇都宮大学農学部附属演習林は、昭和12年に宇都宮高等農林学校演習林として設置され、今年で設置77周年を迎えます。この間、演習林は、森林科学科や農学部の学生実習、森林に関する教育・研究の場として活用されるとともに、国や県などの公共機関や森林所有者の研修会、地域の方々の自然観察の場として広く活用されています。
特に、船生演習林では、現在も直営生産を続けており、林業における施業・管理技術の研究・教育の場として活用されています。

教育

宇都宮大学森林科学科では、実践的野外実習を重視して多くの種類の学生実習を開講しており、この実践の場として宇都宮大学農学部附属演習林が利用されています(27実習、延べ80日) 。この他、森林科学科の総合実習、卒業論文のための実験フィールド、農学部学生を対象としたコア実習の場として活用されています。

研究

船生演習林を代表するヒノキ、スギ、アカマツ林を永久に保存する目的で設定された長伐期林分保護林をはじめ、67小班101haが試験・研究林として設定されています。現在は、ヒノキ、スギの列状間伐林分を中心に、人工林管理に関するプロジェクト研究が展開されています。

社会貢献

地域の小中学生を対象とした「おいでよ!森の学校へ」を開催するほか、4月のカタクリ群生地の一般公開、キノコ同好会や森林ボランティア等への開催場所提供、地域の幼稚園、小学校への自然体験の場提供などを進めています。

フィールドの位置

フィールド紹介

船生演習林

船生演習林は、高原山系に連なる南北に走る細長い山塊西斜面の標高260mから597mに位置しています。林分は沢が入り組んだ傾斜地が多く、主要な樹種は、植栽されたヒノキ、スギのほか、天然生のアカマツ、クリ、コナラなどで構成されています。現在も直営生産を行っていることから、林業の改善発達に貢献することを目的とした教育・研究の場として利用されています。
地理的にも、大学から車で1時間程度と、比較的近距離にあることから、利用頻度は高く、森林科学科の樹木学、育林学、森林立地環境学、森林測量学、森林計測学、森林 計画学、森林工学、森林土木学、森林資源利用学など多くの実習に利用されています。また、学生の論文作成のための調査研究、教員の試験研究 などが行われており、作業の機械化が進んだ演習林であることなどから、外部からの見学者も多く訪れています。

329-2441 栃木県塩谷郡塩谷町大字船生7556
電話番号 0287-47-0057 FAX番号 0287-47-0366

日光演習林

日光演習林は、すべて国立公園の中にあるため、土砂流出防備、水源かん養等の保安林や鳥獣保護区、国立公園特別地域の指定も受けています。
このような立地条件から、日光演習林では全域を森林生態系の保全に関する教育・研究のための実験林として取り扱っています。また、太郎山地区には大規模な侵食谷が多く、既設の砂防工作物も多いことから、砂防工学実習や治山砂防計画、山地災害情報管理等、森林保全に関する研究が進められています。
また、亜高山帯における森林の取り扱いに関する研究や、森林生態学や樹木学実習の他、大型哺乳動物の行動調査も行われています。森林科学以外の分野での利用も多く、昆虫学、菌学、地震観測、地球物理学、地形発達等地理学の分野まで多岐にわたっています。

321-1661 栃木県日光市中宮祠3168
電話番号 0287-47-0057(船生演習林) FAX番号 0287-47-0366(船生演習林)

詳細情報

研究者一覧 研究業績一覧 写真集

ウェブサイト

宇都宮大学農学部附属演習林
http://agri.mine.utsunomiya-u.ac.jp/shisetsu/02.html

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