山形大学農学部附属やまがたフィールド科学センター

概要

山形大学農学部附属演習林は1949年に農学部発足と同時に附属教育施設として発足し、2006年やまがたフィールド科学センター設立に伴い、流域保全部門(上名川演習林)へと改称した。
施設フィールドは、上名川演習林(753.02ha)と、生物多様性保全研究園(0.64ha)(苗畑)により構成されている。演習林の特徴として、年平均最大積雪量が約3mと非常に多く、東北日本海側の山間気象の特徴を有している。また、平均傾斜角が30~44度と、急傾斜地が多いことも一つの特徴である。

教育

植林・下草刈り・枝打ちなどの森林作業を行う体験型実習、豪雪地という立地条件を活かした雪山実習などを行っている。 また公開森林実習にも協定し、他大学の学生の受け入れも行っている。

育林放牧

研究

林業労働力の省略化・飼料高騰化対策への試みとして牛をスギの幼齢林へ放す育林放牧、スギ伐採跡地への焼払い地拵え(焼畑)、気象観測、またブナの豊凶予測に関する試料の提供などが行われている。
また、卒論・修論研究、教員の研究の場としても広く利用されている。

社会貢献

地域の小学3~4年生を対象とした『森の学校』を夏・秋・冬の年3回、平成12年より継続して行っており、多くの小学生が川遊びや雪遊びを体験している。さらに、一般市民を対象とした公開講座の場としても広く活用されている。
また、演習林の高齢スギ林の一部が、平成25年3月に文化庁よりふるさと文化財の森として設定を受けている。

フィールドの位置

フィールド紹介

雪上車

冬期の上名川演習林

上名川演習林の年平均最大積雪量は3mを超えるため、冬季間は普通自動車の通行はできず、雪上車での通行となる。
その豊富な積雪を生かし、冬季間も実習は行われ、積雪断面観測や雪山トレッキングなど、特色ある利雪・親雪体験を行っている。

ふるさと文化財の森設定林(100年生スギ人工林)

高齢スギ人工林

100年生を超えるスギ人工林が点在し、その一部が平成25年3月に文化庁よりふるさと文化財の森に設定された。
これは国宝や重要文化財などにあたる建造物等の修理の為に供給される森林であり、山形県内では木材(スギ)として初めての設定となっている。

焼畑林業の実践(伐採跡地への火入れ)

焼畑林業の実践

スギの伐採跡地にて焼払い地拵えを行い、その地にカブを栽培する、いわゆる『焼畑』を2004年より継続して行っている。これは教育研究に供されるのはもちろんのこと、地域の伝統文化の継承の場としての役割も担っている。

新緑のブナ林

ブナが優先する天然生落葉広葉樹林

上名川演習林の約80%がブナを主体として、ミズナラ、ホウノキ、カエデ類などの天然生落葉広葉樹林で構成されている。
かつては薪炭林として利用されていたため、そのほとんどが二次林(萌芽更新)である。そのため、林内各所に炭焼窯跡を見ることができる。
また、その一部を修復し、ブナ・ミズナラ材を利用した炭焼き体験などを行っている。

詳細情報

研究者一覧 研究業績一覧 写真集

ウェブサイト

山形大学農学部附属やまがたフィールド科学センター 
http://www.tr.yamagata-u.ac.jp/~fschp/ryuuiki_top.htm

住所および連絡先

- 住所 お問い合せ
本部 997-8555
山形県鶴岡市若葉町1-23
電話番号 0235-28-2961
FAX番号 0235-28-2963
上名川演習林 997-0405
山形県鶴岡市上名川早田川10
電話番号 0235-53-2755
FAX番号 0235-53-2755
上名川分室 997-0405
山形県鶴岡市上名川字堰西
電話番号 -
生物多様性保全研究園 997-0037
山形県鶴岡市若葉町12-5
電話番号 0235-24-4060
(事務) 997-0369
山形県鶴岡市高坂古町5-3
電話番号 0235-24-2278
FAX番号 0235-24-2270

加盟27大学演習林